人生一度きりだからやりたいことをやろう

はじめまして。

来年の2月に5年以上勤務した会社を退職します。

そして500km離れた他県への引っ越しを予定しています。2年間、遠距離恋愛中の恋人との同棲生活を開始します。

 

色々なことが変化していくし、やることが沢山あります。

ワクワクする気持ちより、正直不安が勝っています。

そんな中で考えたこと、また同じような境遇の人へ共有したいことを記録していきたいと思い、はてなブログを開設しました。

 

わたし:24歳女。高校卒業後から5年間、高校在学中に内定をもらった会社で働き続けている。食品販売店舗勤務。進学ではなく就職の道を選んだ理由は、ただ単にお勉強が嫌いだから。最近小6の算数を解いてみようにも、分数すら分からなかった。基本的に楽したい性格で、今まで実家暮らしでのんびりと過ごしてきた。

同じ高卒の社員はどんどん辞めていく会社だった為、比較的昇格しやすく最終的に店長になった。福利厚生やお給料に特に不満はなかったが、仕事内容は単調で、5年、10年後も同じ仕事を続けているのかと思うと恐怖を感じ、私生活で大きなきっかけもあった為、退職を決意。

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女性って25歳までに結婚が出来ないと賞味期間切れ、とか、おばさんになったら価値がない、とか、若さに呪われているように思います。20歳過ぎた女の子が自分のことをババァと呼んだり、高校を卒業した女の子がJKブランドを失ったことを嘆いたり、まだまだ若い子達でさえ、若さに取り憑かれています。

私自身も、年をとっていくにつれて価値がなくなってしまうのではないかといつも考えてしまいます。

実際はそうではないというのは分かっています。何を始めるにも遅すぎるなんてことはなくて、いつでも挑戦出来るし、経験を積むことで自分の価値に深みが増していくという考えを信じています。

でも、残酷ですが、見た目の衰えは緩やかにやって来ています。

お肌は18の時に比べれば疲れてるし、可愛らしいフリルやチュールをあしらった女の子らしい服は似合わなくなってきてしまいました。

高校卒業後すぐに働き始め、ピアスを開けてみたかったけど学校でも職場でも禁止されていたから開けることができませんでした。

染髪は6番、7番くらいまでと決められていて、上司の目もありキッチリと守っていました。

私は、これで若い見た目の期間を終えていいのかと何度も何度も自問自答していました。

本当は自分らしさ全開のカラフルな髪の毛や服装の人達に憧れていて大好きなのに、仕事の為に何もかも我慢をしました。正社員で店長、聞こえがとてもいいから、そこに囚われ続けました。24歳になるまで、ずっと葛藤は続きました。同期でも、早い子は1年も経たずに退職、その後もチラホラと退職する人が続きました。今、会社に残っている同期は5分の1ほどです。5分の4は妊娠、結婚、転職、色々な理由で辞めていきました。その度に私は羨ましいなぁと思っていたけど、私には辞める明確な理由が固まってなくて、そんな状態で辞めてしまえば、自分の中で逃げたことになってしまう、と留まり続けました。しかもやめたい理由が髪の色とかピアスとか、そんなのダメだって我慢していました。

いつか、退職が自分の中で逃げではなくなったら、その時は辞めよう。と考えていました。

しかし仕事に終わりはありません。次から次へと流れるように毎日過ぎていきます。私なりに仕事に対しては最善を尽くしたつもりでいます。そうして、ついてきた結果もわずかにありました。もっと工夫できた、もっと上手くできたと思うことも沢山あるし、心残りも沢山あります。

 

そう、自分で終止符を打たなければ、永遠に会社の歯車です。

 

だから自分で折り合いを無理やりつけました。

1番の繁忙期を乗り越えたら一旦自分を自由にさせてあげよう。色んなことを経験しよう。

 

1度きりの人生は、色んなことをやってみたいです。

確かに今の会社でずっと働いていればまずまずのお給料が貰えるし、実家に甘え続ければご飯に困りません。

だから幸せかと言うと私はそんなことありませんでした。海外に旅行している友達を妬ましく思いました。クリスマスも盆も元旦も仕事でした。初詣もイベントにもいけません。3連休をとるのがやっとでした、だから海外なんて行けるわけもなく…恋人といつも会える人が羨ましかったです。私は遠距離だから、月一が限界。それなのに交通費と宿泊費で毎月数万飛んでいく。

こうして文章にしてみると、私はよく頑張ったと思います。

これからは、周りにどう思われようが、自分が幸せでいられることを追求したいです。

自分語りがだいぶ長くなってしまいました。これからどうなっていくのか私にも全くわかりませんし、壁にぶつかることもあると思います。だけど、絶対に幸せになって、仕事を辞めたいけど辞めたら不安、というちょっと前の私のような人達に勇気を与えられるようになってやりたい、と思ってます。